デジタル絵とアナログ絵

色をいかにアナログで綺麗に均一に塗るかって難しいし、練習が必要な技術ではあるんだけど、それは才能ではないよ。ただの技術。※『才能』についてはいつか書きたい
もっとわかりやすく言うわ。
むらなく塗るのは才能じゃないよ。なんなら基本の技術だよ。
まあ、均一に塗れるように努力する。
ただ、それができた上で発想とか配色とか構図が乗っかってくるので、そんなところでウジウジ言ってる場合じゃない。
ので、デジタルで一発で塗れることに対する怒りはない。大体、原始人じゃねえんだから。
むしろ私は初めて大学時代にデジタルで描いた時に、その手軽さに感動した。それこそ根が大雑把で、まっすぐ線を引くのも、均一に塗るのも人一倍苦労したくせにね笑（高校時代は芸術科に入ってアクリルや油絵で描いてました。）
合評会の時だって、塗るのが下手とか、まっすぐ線を引けないのは指摘されるけど、「頑張って練習してね」で終わりよ。
なんか……そんなことでデジタルに怒れるなんてアマチュアすぎんかぇ……そんなのに怒ってる暇あったら……私なら絵描いてる。。。てか四六時中ずっと絵を描いてるんだけど。

あとアナログだから、綺麗に均一に塗れることに「美しさ」が生まれたりする。それは、わかる人にしかわからないかもだけど。
でも多分きっと、同じ色でもアナログとデジタルの均一に塗った綺麗さって俄然違うと思う。
アナログで塗った方には、紙の微かな凸凹や、絵の具の水の含み具合とか、様々なものに影響を受けて唯一無二のものになるから、なんかいろいろと違う気がする。